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パパ活と援助交際の違いはなに?その内容から本当の意味を解説します

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パパ活をしてみたいけど、友達からそれって援助交際じゃないの?と言われた。

ツイッターを見るとパパ活女子が援交女と叩かれていた。

言い方を変えただけで、パパ活は援助交際だという世間の声もありますが、実際にパパ活と援助交際の違いは何なのでしょうか?

本当に言い方が変わっただけなのか、その内容や目的などの側面から、パパ活と援助交際の違いについてご紹介していきます。

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目次

パパ活と援助交際は違う?それぞれの成り立ちと概要

世間では同義語とされているパパ活と援助交際ですが、根本的には違います。

援助交際は買春、売春と捉えて問題ありませんが、パパ活は買春行為ではないというのが本来の意味です。

では、そもそも援助交際・パパ活とは何なのか、その成り立ちや意味からご紹介していきます。

援助交際とは

援助交際という言葉が生まれたのは1994年頃、1996年には流行語大賞にも選ばれたほど世間からの認知度は高い物になっています。

援助交際という言葉はどこから生まれたのか?というと、「長期的愛人契約」「売春」をルーツとするものとされていますので、意味的には「肉体関係がある」お金を介したお付き合いということになります。

女子高生の間で金銭の援助を伴う交際という意味で使われ始めたというルーツもあり、その場合は多くの場合セックスを伴う関係であるとされています。

まれに下着を販売したり、体の関係を伴わない食事やカラオケなども援助交際とされていますが、その場合も未成年者である女子高生と大人の男性の関係になります。

  • 女子高生・女子中学生など未成年者と成人男性の金銭を介した交際
  • 体の関係を伴う売春行為
  • 児童売春

簡単に言えば、援助交際とはこのような意味として使われています。

パパ活とは

裕福な男性が援助を求める女性に支援をするという形は古くからありましたが、パパ活と言う言葉ができたのは2016年頃。

交際クラブのユニバース倶楽部が、愛人を作ることがメインの交際クラブの悪いイメージを払しょくするために作った言葉だとされています。

愛人と言うと、やはり肉体関係ありの男女のお付き合いになりますが、パパ活自体は肉体関係なしでも成立する疑似恋愛要素の強い関係というのが基本です。

経済的余裕がある男性が、デートをする対価として女性に援助するというのがパパ活になります。

2017年には渡部篤郎が主演のドラマ「パパ活」が放送され、世間にパパ活という言葉が認知されるようになります。

メディアでもパパ活女子が取り上げられ、東京港区を中心にリッチな男性とお食事をするだけで数百万稼ぐことができるものとして話題になりました。

  • 裕福な男性が女性とデートた対価に援助する
  • 肉体関係なしが基本
  • 疑似恋愛なため肉体関係になることもある

女性を支援するパトロンと言う要素が強い関係と、愛人要素が強い関係に別れるのもパパ活の特徴ではあります。

パパ活と援助交際の違いを比較

厳密に言うとパパ活と援助交際は違うのですが、愛人要素もあり大人の関係に発展することがあるパパ活ですので、援助交際と混同されることも頷けますよね?

パパ活と援助交際の概要、根本的な違いが分かったところで、その違いを細分化して解説していきます。

パパ活と援交の目的・利用者層による違い

パパ活の目的援助交際の目的
男性:若い女性とデートがしたい(セックスを含む)
男性:好きな女性を助けたい
男性:ドライな関係で疑似恋愛を楽しみたい
女性:性行為なしでお金を稼ぎたい
女性:リッチな男性に贅沢をさせてもらいたい
男性:若い女性とセックスがしたい
女性:手っ取り早く稼ぎたい

パパ活女子は、性行為なしで男性とデートしてお金を稼ぐことを目的としています。

リッチな男性とお付き合いすることで、贅沢ができる、人脈が広がるなどのメリットも享受したいと考えています。

パパ活男性は、若くて普段会えないような女性とデートしたい、できればその先まで進みたいというのが本音ではないでしょうか。

お金を介したお付き合いであるため、本気になりづらい、割り切った関係を保てるというメリットがあります。

また、全く体の関係なしで女性とのお付き合いを楽しんでいる男性がいるというのもパパ活の特徴でしょう。

楽しい時間を共有したい、食事をするなら素人の美人女性がいいという男性はパパ活を選びます。

一方援助交際は、セックスに直結した目的であると言えます。

性行為を目的として出会い、ワンナイトであるケースが多いのも特徴です。

パパ活の利用者層援助交際の利用者層
男性:基本的に富裕層
女性:美人・可愛いなど容姿に優れている
男性:未成年者・若い女性を好む
女性:女子高生・女子中学生など未成年児童

パパ活男性はデート費用、お手当、プレゼントなどを十分に女性に与えられる富裕層である場合が多いです。そのため、年齢層で言えば30代後半から50代が中心世代になります。

女性は、お手当をもらえるだけの容姿、会話術、マナーが備わった成人女性が基本です。

若い女性を好む文化ですので、パパ活も20代女性を好む男性が多いですが、30代から50代までの女性も需要があるのがパパ活の特徴です。

援助交際をする男性は、一般サラリーマンから富裕層までいますが、犯罪行為となるため社会的地位のある男性はほぼいません。

風俗よりも安くセックスできる、未成年者とのセックスが目的になりますね。

女性の場合は、パパ活アプリや交際クラブに登録することができない18歳未満の女性がメインになります。

その内容と相場による違い

パパ活の内容援助交際の内容
食事や買い物など性行為を伴わないデート
大人の関係(性行為)ありなデート
行為がメイン
下着販売・食事・カラオケ

パパ活と援助交際の内容の違いは、セックスに直結しているかどうかによるものが大きいですね。

パパ活はお食事だけでなく、ドライブや映画、ゴルフなど一般のデートと変わらない内容でお付き合いすることが多く、正に疑似恋愛と呼べるものと言えます。

お付き合いが発展し大人の関係になる場合もありますが、あくまでも自由恋愛の結果としてのセックスになるわけです。

援助交際の場合、稀に食事やカラオケなど性行為がないこともありますが、出会いの目的が性行為メインですので内容もそれに伴います。

パパ活の相場援助交際の相場
5,000円から数十万円
デートの内容・関係性・男性の予算などで異なる
5,000円~30,000円
本番アリ・オプションなどにより異なる

パパ活でもらえるお手当の相場は、デートの内容によって異なります。

顔合わせやお茶・お食事などの場合は5,000円から3万円、大人の関係の場合は3万円から10万円が相場になります。

お付き合いする男性の経済力や関係性によっても、頂けるお手当は変わってきます。

援助交際の場合は、時給制、オプション制を取ることも多く、本番ありの場合は1.5万円から3万円が相場になっています。

キス・ハグで3,000円、ゴムなしでプラス5,000円、生中でプラス1万円など細かくオプションが設定されている場合が多いです。

法律的な見方による違い

法律的に言えば、パパ活は違法ではありません。

パパ活アプリは所轄の警察署に営業許可を取り、「出会い系サイト規制法」(正式名称「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」)に基づいて運営されています。

交際クラブの場合も同様に、東京都の場合は事業内容を管轄の警察署長(公安委員会)に提出し、「デートクラブ条例」に基づいて営業所または事務所を設けて合法的に運営されています。

お付き合いの内容も、大人の関係を結ぶ場合は自由恋愛の結果としてによるもので、交際する上で何ら問題はありません。

ただ、パパ活の場合でも不特定多数と金銭を介するセックスをした場合には、売春として違法行為になります。

(定義)
第二条 この法律で「売春」とは、対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交することをいう。

売春防止法(法律第百十八号)

パパ活アプリ内で大人でパパ活募集する場合、公衆の目に触れる場所での売春目的での勧誘は違法となりますので、パパ活アプリでも規約で禁止されています。

一方援助交際は、児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律(法律第五十二号)によって、18歳未満の児童に対する児童売春、児童ポルノに係る行為等で違法行為とされます。

(児童買春)
第四条 児童買春をした者は、五年以下の懲役又は三百万円以下の罰金に処する。(児童買春周旋)
第五条 児童買春の周旋をした者は、五年以下の懲役若しくは五百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
児童買春の周旋をすることを業とした者は、七年以下の懲役及び千万円以下の罰金に処する。(児童買春勧誘)
第六条 児童買春の周旋をする目的で、人に児童買春をするように勧誘した者は、五年以下の懲役若しくは五百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
前項の目的で、人に児童買春をするように勧誘することを業とした者は、七年以下の懲役及び千万円以下の罰金に処する。

第二章 児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰等

18歳以上の女性との援助交際にしても、「不特定の相手方」という要素が強いため、売春として認識されます。

このように、パパ活もグレーな部分はありますが、法律的に見ると援助交際は違法とされるケースが多くなるのです。

パパ活と援助交際は違うのに混同される理由

パパ活と援助交際では明確な違いがあるのですが、どうして同じように扱われているのでしょうか?

共通点や世間の見方などから、その原因をまとめてみました。

パパ活と援助交際には共通点もある

パパ活は、絶対に大人の関係がないものではありません。

パパ活でもセックスを「大人」「ドカタ」などと表現し、セックスありでパパ活をしている男女も多いというのが現状です。

  • 男女のお付き合いである
  • 男性が女性に金銭を渡す
  • セックスありの関係もある
  • 主に若い女性が行っている

パパ活と援助交際には、このような共通点があります。

そのため、混同して認識されてもおかしくないと言えます。

金銭を介する男女の付き合いがパパ活と呼ばれるようになった

  • 援助交際
  • 個人売春
  • 愛人
  • ギャラ飲み
  • 枕営業

現在パパ活と呼ばれる行為には、このようなものが含まれます。

もともと愛人の要素が強いパパ活ですので、自由恋愛で大人の関係を含むお付き合いとしては愛人に近い関係でしょう。

ただ、愛人は一人の男性との深いお付き合いが多く、パパ活の場合は束縛が強いパパでない限りは複数のパパとのお付き合いが一般的ですし、彼氏持ちでパパ活をしている女性も多いです。

ギャラ飲み自体は出張キャバクラのようなもので、ギャラありの飲み会に参加するというものです。

ギャラ飲みアプリで男性と1対1で飲み以外のデートができるものがリリースされ、ギャラ飲みでパパ活できるというイメージが強くなりました。

もともとは、東京を中心に富裕層男性が開催し、芸能関係の女性がコネクションを作るために参加したのが始まりで、それが一般にも広がり今のような形態になったんですね。

芸能人の枕営業もパパ活と呼ばれていますが、ギャラ飲みでパトロンを探し枕と言う流れもありますのでそのような印象が出来上がって来たのでしょう。

援助交際なのにパパ活と言っている男女が増えた

援助交際の経験者、風俗関係者などがパパ活に参入するようになって、大人の関係中心でパパ活をする女性も増えました。

援助交際で利用していたSNSではなく、パパ活アプリを利用するようになっただけでパパ活と呼び方を変えているようですね。

一方男性も、いきなり大人の条件を聞いて来る、大人なしでは会わないなど本来のパパ活ではない行動をする方が増えています。

これでは個人売春と同様で、パパ活と呼べるものではありません。

パパ活のユーザー層が変わり援助交際と呼ばれてもおかしくない状態にある

以前のパパ活は、ごく限られた一部の男女のものでした。

パパ活が世間に広く知られるようになり、簡単にお金が稼げると勘違いした女性が沢山参入してきました。

そのため女性のレベルも下がり、容姿や会話で男性を楽しませることができな女性が増えたんですね。

p活が変に一般層に広まってブスと馬鹿と貧乏が参入した結果、間違ったp活が激増しp活=売春(援助交際)という認識になってthe end

@mer_1031

パパ活を始めたけれど稼げないということで、体の関係ありになってしまうこともあります。

また、コロナの影響で仕事に困った女性が風俗や水商売からパパ活に流れて来たことも理由になります。

本来は、パパ活は素人女性がするものでしたが、プロの参入によってリッチな男性が持っていかれてしまいました。

男性側も、簡単に女性と出会えるものという理由から、お金に余裕のない男性も参入してきました。

お手当を値切る、体目的で女性を探す男性が増え、援助交際あがりの女性と出会ったことから更にパパ活は体の関係ありと認識されていくことになります。

なんで茶飯✕とかパパ活サイトで書けるん?? 援助交際はパパ活じゃないんだし 茶飯しかしてない子にキレるの意味わからんくね?? 場違いな事言ってんのそっちだろ?って思う

@nyan_chan_0

このように、現在ではパパ活を風俗と勘違いしている男性も増え、お食事や女性とのデートを楽しむ本当のパパが少なくなってきています。

このような現状が、パパ活が援助交際であるとされる理由になります。

パパ活と援助交際は違うが世間の目は厳しい

「売春」は都合悪いから「パパ活」とか「援助交際」と言い換えるんだよねー

パパ活と援助交際って一緒でしょ?? 援助交際って言えよ

なんだろう、売春→援助交際→パパ活みたいにどんどん語感を可愛くしていくことこそ悪だと思う。印象って大事で、昔はタバコが大人のカッコ良さの象徴だったのとか良い例。膣ドカタとか雌乞食とか、もっと醜悪な表現を普及してダサいって印象づけないと。フェミニストこそ率先して活動して欲しい。

パパ活ていうか援交をポップに言ってるだけでしょ?と思ってしまう
私はパパ=月にいくらで契約とか1晩いくらでやるのがパパと呼ぶんじゃないかと思うんだけど

世間のパパ活に対するイメージは、いい物ではありません。

  • 食事だけでそんなに簡単にお金がもらえるわけはない
  • それだけ稼いでいるならセックスありだろう
  • 男性に寄生して贅沢をしている

このように僻みや嫉妬のような感情も中にはあるのではないか?と思います。

また、パパ活でのセックスをドカタ、膣ドカタなどと表現するパパ活女子もいますね。決して上品な表現とは言えない、嫌々体を売っているという印象がある言葉です。

このようなところも、パパ活はただの援助交際でパパ活女子は気持ち悪いとされる理由になってしまいます。

まとめ

パパ活と援助交際は、元々は違うものです。

ただ、現在のパパ活がおかれる状況は、世間から援助交際と認識されてもおかしくない状態です。

もちろん、お食事のみで楽しんでいる男性、長期的なお付き合いをしているパパ活カップル、夢や目標のためにパパから支援を受けている女性は今でも存在します。

体の関係で手っ取り早く稼ぐ女性、素人女性とのセックスのみを求める男性も現在ではパパ活と呼ばれています。

パパ活をするなら、このような現状を把握したうえで自分が希望している内容で行うこと、望んでいないことはしないということが大切です。

また、世間からのイメージはあまり良くない、援助交際とパパ活は同じものに見られているということも忘れないようにした方がいいですね。

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